リライトってパクリで簡単?
こんにちは。
コーチング型セールスライターの
工藤政行です。
さて本日は、
『リライト』ってなかなか大変。
というお話しです。
「リライトすればいいよ」
って簡単に言われるけど、
「なんかうまくいかない・・・」
と、もんもんとしてしまう
セールスコピーライターの方には、
特におすすめの内容となっています。
ぜひ最後までご覧ください。
さて、
何か文章を書くときに、
もちろん新しく書くこともありますが、
誰かが書いた文章を
リライトすることもあります。
「リライトって・・・パクリ?」
と思った方もいるかもしれませんが、
何人かで進めている制作物で
他の人が書いた部分をリライトしたり、
シンプルに
「他の人が書いたものを添削してほしい」
というリライトの依頼があったりするのです。
このリライト、
もともとある文章を
ブラッシュアップするんだから
「新しく作るより楽だよね〜」
と思われがちなんですが、
独特の大変さがあるんです。
具体的にお伝えします。
まず始めに、
書いた人が何を伝えたいのか
理解しなくてはいけません。
1つの記事やパーツで、
伝えたいテーマは1つにするべし。
というのが
何かを伝えるときの基本なのですが、
ときには2個も3個も入っていたりします。
1つにしないと、
何を伝えたいのか
わかりにくくなってしまうんですよね。
もし複数見つけた場合は、
どれが一番伝えたいことのなのか、
書き手の思いを汲み取る必要があります。
つまり『読解力』が必要です。
次に、どう直すかです。
例えば、算数の問題で、
「答えが10になる数式を答えよ」
と聞かれたら、
1+9も正解だし、
5+5も正解ですよね。
かけ算やわり算、
分数を使ってもいいし、
なんなら
1+1+1+・・・
でも正解です。
そんな感じで、
もともとの文章が
どのような構成で
伝えようとしているのか、
察する必要があるのです。
しかも言葉って
裏のメッセージがあったりします。
例えば、
「エアコンの温度を上げてもいいですか?」
という言葉でも、
意味としては、
相手の許可を取りたいワケではなく、
「なにも言わずに上げるのもなんだから・・・」
くらいだったりします。
他にも、
「何食べる?」
という話しになって、
「なんでもいい」
と返ってきたからといって、
本当になんでも良い
わけではありませんよねw
そういった、
裏のメッセージがあったりします。
ちなみに余談ですが
この裏のメッセージは、
『交流分析』とか
『TA』と呼ばれている心理学を学ぶと
わかりやすく説明されています。
話しを戻しますね。
つまり、リライトには
・読解力
・人の気持に寄り添う能力
が必要です。
そして、この2つに合わせて
場合によっては、
リライトすべき部分や
理由を文字で表して、
製作者に伝える必要があったりします。
これはフィードバック能力が必要です。
添削する方も
伝えるべきことは伝えなきゃいけませんし、
とはいえ
ある程度言葉を選ばないと
相手が
ライティングを嫌いになってしまいます。
こちらは決して
そんなつもりはないとしても、
必要以上に
「もうやりたくないなぁ・・・」とか
今どきな表現だと
「ぴえーん」?
になって
辞められちゃうと困るので、
丁寧にお伝えしています。
ちなみにこちらに関しては、
『選択理論心理学』的なアプローチを
僕は心がけています。
気になる方は調べてみてください。
ということで、
「リライトって
なかなか大変なんだぜぃ!」
というお話しでした。
「うまくできない・・・」
という方は、
・読解力
・人の気持に寄り添う能力
を意識して、やってみてください。
やり続けていれば
必ずコツは掴めてきます。
ちなみに僕は
この記事を書いていて、
過去に僕の文書を添削してくれた
先輩方の顔が見に浮かびました。
感謝です!
それでは、今日はこの辺で!
最後までご覧いただきありがとうございました!